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ブレスロウの健康習慣
2020年06月09日
「職場のメンタルヘルス」P97
1983年、ブレスロウ(Breslow)教授らによって発表された。
調査はアメリカ西海岸のバークレーオークランド付近で無作為に約4500世帯を抽出して行われた。1965年から1974年までの9年間に死亡した682名のライフスタイルの追跡によって死因や日常生活習慣の関係を統計解析した。
その結果、ブレスロウは長寿を保つための健康習慣を提唱した。
それは、
- 適正な睡眠時間(7時間から8時間)をとる
- 喫煙しない
- 適正体重を維持する
- 過度の飲酒をしない
- 定期的にかなり激しい(自分にとっては、ややきつめに感じるが30分くらいなら続けられる程度の全身運動でよい)スポーツをする
- 朝食を毎日食べる
- 間食をしない
である。
この中①~⑤番は統計的に有意であった。
⑥、⑦番は統計的有意性は証明できなかったが、この2つをも満たす人の方が長生きする傾向にあった。
(出典) AMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION : Quick Reference to the DIAGNOSTIC CRITERIA from DSM-Ⅳ,1994 : 高橋三郎・大野裕・柴矢俊幸・共訳: DSM-Ⅲ 職場のメンタルヘルス, 89~190頁, 医学書院, 1995より, 著者一部改変.
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