脳は一定のリズムを持ったコンピュータで、心と身体の司令塔の役割を果たしています。司令塔の電気的活動が大きくゆらげば、心身の変化が、起きてくるのはあたりまえです。この脳の電気的活動の急激な変調によって生じる病気を「てんかん」といいます。一般的には、“急にバタンと倒れる大発作”だけが、てんかんの症状だと考えられています。しかし、この症状は“てんかんおよびてんかん症候群”として国際学会(1989)で36種類に分類されたてんかん関連疾病のごく一部の症状です。上にあげたような症状が、てんかん性としても起こることは、ほとんど知られていません。症状が、てんかん性のものかどうかを調べるには脳の電気的活動を調べる検査(※1)をします。
※1 脳波検査:胸に聴診器をあてて心臓の音を聞くように、頭に小さな電極をあてて脳からの弱い電流をひろう検査
このような波の大きなゆらぎの予防には、ストレスとのつき合い方を含め、毎日の生活の中には色々気をつけること(※2)があります。しかし、それでも予防しきれないときには、薬が必要となります。この「脳の大きなゆらぎを和らげる薬」を抗てんかん薬といいます。
※2 特定疾患治療管理
抗てんかん薬には、“効果を発揮し、同時に副作用の少ない濃さ(血中濃度)の範囲”があります。そのため、抗てんかん薬は、定期的に血中濃度を確認(検査※3)しながら使われます。
※3 特定薬剤治療管理
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