脳の神経細胞が損われると、思考・判断・記憶・創造・感情・意欲といった人間らしさが少しずつ失われていきます。自立して日常生活を送ることが出来ないくらい症状が重くなった状態を「認知症」といいます。
認知症は、個人にとっても、周囲の家族にとってもしんどい状況をもたらします。家族のひとりが認知症になったとき、その事実を受け入れることは、残りの家族にとってつらい作業となります。
認知症を引き起こす原因となる病気には、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管性認知症、外傷による脳損傷、脳腫瘍などさまざまなものがあります。見逃してならないのは、正常圧水頭症です。この病気は、認知症とそっくりな症状を示しますが、早期に対応すれば認知症症状が治ります。
治療には、適確な診断がされていることが大切です。特に認知症では原因となっている病気によって治療法は違ってきますので、脳の画像検査(CT、MRI、MRA、SPECT)や機能検査(脳波)などが必要となります。
原因となる病気には、
(1)予防出来るもの
(2)治療が可能なもの
(3)現在の医学では治療が困難なもの
などがあります。
認知症は病気ですが、早期診断と早期治療が有効な場合も少なくありません。年のせいだと考える前に専門医に受診してください。認知症の人はまわりの人、家族にとっても大きな負担となりますが、「こんな変なこと、恥ずかしいこと」と考えずにご相談ください。本人の受診が難しい場合は、家族の方のみのご相談でも受けてもらえるはずです。
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